当院では、このたび無痛分娩を開始するにあたり、麻酔科医による助産師向けの非常時対応研修を実施しました。 無痛分娩は、産婦さんの身体的負担を軽減できる一方で、麻酔に関連した急変や予期せぬ事態に備える体制づくりが非常に重要です。 今回の研修では、麻酔科医が講師となり、無痛分娩時に起こり得る緊急事態の考え方やスタッフの役割分担および初期対応、心臓マッサージや医師への迅速な報告などについて、具体的な事例を交えながら学びました。 助産師一人ひとりが、異常の早期発見や適切な初動対応を行えるよう、実践的な内容を中心とした研修となりました。 今後も無痛分娩を安全に提供できる体制づくりを大切にし、定期的な研修や情報共有を通じて、安心して出産に臨んでいただける環境の整備に努めてまいります。
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