当院のリハビリテーションは、中庭(バラ園)を望む開放感あふれるスペース、約170㎡のゆとりをもった環境で訓練をしていただいております。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が脳卒中や骨折などの急性発症から回復期、退院まで、
一人ひとりの「その人らしさ」を念頭においたゴールを設定し、その計画に基づいて訓練をしています。
また、入院中は定期的に医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、医療相談員がカンファレンスおよび回診を頻繁に設け、情報の共有、治療方針の統一化をすることで、各々の患者様に対して充実したリハビリテーションを提供しております。

理学療法

病気・外傷・老化などによって起こる運動障害やしびれ・痛みなどの感覚障害、高次能機能障害などにより生活に支障をきたしている方に対して、筋力・関節可動域の改善、動作パターンの再教育を促すことで寝返り、起き上がり、坐位、立位、歩行などの基本な動作能力の回復や機能低下の予防を図ります。

作業療法

日常の基本的動作の獲得に向け、手先の作業などの様々な訓練や自助具の作成、使用することでさらなる充実を感じていただきます。
また、ちぎり絵などの作品作りでは患者様一人ひとりが役割を分担し、協力し合って行うことにより、心理的および身体的に身辺機能や動作の改善を図ります。

言語療法

「食事を楽しむ」ことを取り戻していただくため、摂食訓練を積極的に取り組んでいます。
また、コミュニケーション能力の回復に向けるため、発声や音読などの練習から家族指導まで幅広く行うことで生活の質を高めます。