吉川病院ブログ

感染予防活動は実践してこそ意味がある

今日は、スタッフ向けに感染対策委員会の研修会がありました。

講師は、NPO法人日本感染管理支援協会理事長の土井英史先生という、感染管理分野では有名な先生をお迎えすることができました。

『全職員で取組む感染対策 ~あなたの参加が大切なのです~』というテーマで、看護師だけでなくあらゆる職種を対象としたとてもわかりやすいお話をしていただきました。

「感染対策における正しい知識とルールを守った運用が必要」という基本的なところから、現場だけでなく家庭でも活用できる内容を、軽快な関西弁で、笑いを交えてとても分かりやすく説明していただきました。

 

インフルエンザをはじめ病気の感染源はそこら中にあり簡単に無くすことはできません。

だから、感染防止には感染源と感染者を結ぶルートを遮断することが大切であること。

その中でも手指消毒は有効で、スタッフ、患者様、ご家族様みんなに感染防止に関わってもらうための工夫が必要と教えていただきました。

時間が足らずに予定していた一部の講義を聞くことができませんでしたが、時間が経つのを忘れるくらい短い時間に感じました。

機会があればぜひこの続きを聞きたいと思いました。

感染予防活動は実践してこそ意味がある

感染管理を担当するスタッフにとってはあまりにも当たり前すぎることですが、感染予防はすべての人が行う必要があります。

スタッフ、患者様、家族とそれぞれ感染に対する意識が違う人達に対して、ただ大切さを説明するだけでなく、いかにして感染予防に「全員参加」してもらうか。

今日学んだことをスタッフ一同、実践してきたいと思います。

土井先生、ありがとうございました。